花粉症の一般用医薬品の紹介
こんにちは、花粉症のせいで鼻も喉も皮膚も痛いです。
数日前に花粉症の話をしました。
あれからもっと酷くなってティッシュが手放せません。
インターネットでも買える花粉症のお薬
今回は花粉症の話としてどんなOTC(一般用医薬品)が販売されているのか調べてみました。たくさん種類があると思うので全部は書けないと思いますが調べられるだけ調べてみます。
あと一般用医薬品はお高めなので病院に行って診察してもらって薬を処方してもらう方がお財布には優しいです。
「病院に行っている暇なんかないんだ!」とか「この時期はインフルエンザの人が多そうだから行きたくない」といった人は一般用医薬品がおススメです。病院で処方してくれる薬と同じ成分の薬も多く販売されていますからね。
また2014年の改正薬事法により一般用医薬品もインターネット販売が可能になりました。なので今回はインターネットでも購入できるものを記載していきます。
一つ注意点があります。
現在、持病があって病院に通院されている方、また小児用のお薬を求めている方は病院に行ってお薬をもらってください。
持病がある方は今飲んでいるお薬と相性が悪い薬があったり、病気を悪化させる
お薬がある可能性があります。それでもどうしてもすぐには病院に行けない、という方は薬剤師がいるお店でどんな薬を飲んでいて、どんな病気で病院に通っているのかを薬剤師に伝えてください。お薬によっては飲めるものもあるかもしれません。
また小児用の花粉症のお薬もあります。ただ子供用のものは病院に行ってもらう方がいいかなと思います。一応子供用のものも紹介はしますがもしお店で買う人で気になる方は登録販売者や薬剤師に相談してください。
花粉症のお薬というと飲み薬から、点鼻薬(鼻の穴にスプレーするタイプ)、目薬などありますが今回は飲み薬を紹介していきます。
基本的に何も書いていなければ小児(15歳未満)には使えません。
また購入する時はしっかりと商品説明や注意事項を読んでわからないことはお店の人に聞いてください。インターネット販売の場合も薬剤師に相談できるようになっています。
前置きが長くなりましたが早速紹介していきたいと思います。
まずはアレグラ
これは病院でもらう医療用医薬品と同じお薬です。一般名(薬の成分名)を「フェキソフェナジン」といいます。
紫色のシートにちょっとピンクっぽい錠剤と言えば想像がつく人もいるのではないでしょうか。病院でもらう薬と同じなので安心して使うことができると思います。またテレビで嵐の大野くんがCMをやっているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
1日2回、朝と夜に飲むお薬ですね。私もずっとこれを飲んでいます。
アレグラ(フェキソフェナジン)の利点は眠くなりにくいということです。第2世代の抗ヒスタミン剤ということでアレルギー薬の副作用である「眠気」が出にくいのが特徴です。もちろん人によって個人差はありますが。
小中学生用に「アレグラFXジュニア」という商品も出ています。ただアレグラFXジュニアは要指導医薬品と言って薬剤師から店頭で説明を受けて購入しなければならないお薬です。なのでインターネット販売されていません。購入する時はお店に行ってください。
14錠入りと28錠入りがありそうですが1日2回なので1日で2錠飲みます。14錠入りだと1週間、28錠入りだと2週間分です。
アレグラは先発品なのでお安くなるジェネリック医薬品もあります。
それがアレルビ、フェキソフェナジン錠ST、フェキソフェナジン錠AGです。
有効成分はアレグラと同じフェキソフェナジンなので飲み方も眠くなりにくいのも同じです。後発品に抵抗がなく、安い方が良ければこちらもおススメです。
ここに記載してない後発品もあるかと思いますがとりあえず3種類を書いておきます。
1日1回で良いアレジオン
アレグラは朝と夜に飲む1日2回のお薬でしたがアレジオンは寝る前に飲む1日1回のお薬です。一般名は「エピナスチン」といいます。これも医療用医薬品と同成分で同じ量が入っているので病院でもらうお薬と同じです。1日2回だと飲むのを忘れてしまう人や朝は忙しくてそんな時間は無い!という人にオススメです。
またアレジオン(エピナスチン)も第2世代の抗ヒスタミン剤なので眠くなりにくいです。
アレジオンもテレビでCMをやっていたので見たことがあるのではないでしょうか?
また同じエピナスチンのお薬としてポジナールEP錠というお薬もあるようです。こちらもエピナスチンの配合量が医療用と同じです。
よく効くけど眠くなりやすいお薬その1ストナリニ・ガード
ニポラジン(一般名メキタジン)という医療用医薬品と同じ成分、分量が含まれているお薬です。よく効くのですが、眠くなりやすいです。なので高所での作業をするお仕事の人や車を運転する人は飲まないように注意書きがあります。
これは1日2回、朝と夜に飲むタイプです。
私が病院でもらった頓用(症状がひどい時)のお薬はこれです。ただ一般用医薬品は同じ系統のお薬を2種類以上飲まないでください。お薬を飲んでも症状がひどい時は病院に行きましょう。
あとネット上で探しているとは販売終了しているショップも多いです。楽天市場とYahoo!ショッピングでしか見つけられませんでした(2019年3月現在)。メーカーさんがこの商品は販売終了したのかな?わかりません。医療用は販売してます。
【スイッチOTC】【第2類医薬品】佐藤製薬 ストナリニ・ガード 20錠 価格:1,480円 |
ストナリニガードの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
よく効くけど眠くなりやすいお薬その2エバステルAL
一般名「エバスチン」という名前で医療用としても販売されているお薬です。こちらは1日1回タイプ。寝る前に飲むお薬になります。
この薬もよく効くらしいのですが副作用に眠気があるので注意が必要です。
よく効くけど眠くなりやすいお薬3コンタック鼻炎Z
一般名は「セチリジン」で医療用で先発品は「ジルテック」という名前で使われています。こちらも1日1回寝る前に飲みます。やはり眠気があるので注意が必要です。
以下薬学的な話のネタ
セチリジンにはR体とS体がありますがセチリジンの中でもR体のみを取り出したものを「レボセチリジン」といいます。これを商品化したのが「ザイザル」です。「レボ」はR体を意味します。
鼻づまりにも効くアレギサール鼻炎
成分名は「ぺミロラストカリウム」、先発品も「アレギサール」という名前で使われています。
このお薬のポイントはなんと言ってもアレルギー反応だけではなく、鼻づまりにも効くという謳い文句です。鼻が詰まって寝れない、しんどい、という人は使ってみる価値があると思います。
こちらは1日2回朝と夜に飲むタイプです。また眠気は出にくいお薬になります。
カプセルタイプのお薬、ザジテンAL鼻炎カプセル
今まで紹介してきたお薬は全て錠剤タイプでしたがこれはカプセルタイプです。錠剤はどうしても苦手、カプセルがいい!という人にはおススメです。
一般名は「ケトチフェン」、医療用でも「ザジテン」という名前で使われています。
こちらも1日2回、朝と夜に飲むタイプです。このお薬は副作用に眠気があるので注意してください。
以上、10種類前後(同成分とかあるので数えにくいのでこの表記)のお薬を紹介してきました。購入する時は自分の生活習慣や症状などに合わせて購入してください。よく効く(効果が強い)お薬はだいたい眠くなります。眠くなるのが困る場合はアレグラ(フェキソフェナジン)やアレジオン(エピナスチン)がオススメです。
また飲む時は花粉症の薬や風邪薬は併用せずに1種類だけ飲むようにしてください。何か疑問があれば薬剤師に相談してくださいね。また薬を飲んでいて調子がおかしいと思ったら薬剤師に相談するか、病院に行ってください。
以上、花粉症の一般用医薬品のまとめでした。
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